チャレンジドリル第3回は、本村剛一選手による「4点打ち」
実際のラリーで使うバリエーションを4球にコンパクトに盛り込んだ基本的なドリルです。フォアハンド、バックハンドそれぞれのパターンがあります。
本村剛一選手 http://spora.jp/motomura51/
1992年プロ転向。その後、全日本選手権男子シングルスで4度優勝(1999年・2000年・2002年・2003年)。 デビスカップの代表選手として単複通算42回出場。2009年11月全日本選手権にて現役引退し、現在はYONEXのアドバイザリープロとしてテニスの普及と強化に携わる。ATP最高ランク134位。
▼本村剛一選手からのアドバイス
1球目、右足を踏ん張り体をしっかりターンさせることで、下半身からのパワーをしっかりボールに伝えるようにしてください。戻るときにはクロスオーバーステップで素早く戻ります。
2球目はボールとの距離感に注意。
3球目はベースラインより後ろから打つので、重心が後ろに流れないように右足とお尻で壁を作るイメージで。
4球目の回り込んでの打ち込みは、ボールの斜め後ろに素早く入ること、その後距離感に注意しながら打ちたい方向に体を持って行くようにしてください。頑張って!
【チャレンジドリル】本村剛一プロによる「4点打ち」
では実際に本村剛一選手がこの「4点打ち」ドリルを行う様子を動画でご覧ください。動画では「フォアハンドバージョン」の後に「バックハンドバージョン」が続きます。
[チャレンジドリル03] 本村剛一選手の「4点打ち」に挑戦!|スマートテニスセンサーのデータでプロのドリルに挑戦
次に、スマートテニスセンサーで計測したドリル中の本村剛一選手のデータを確認してみましょう。
▼フォアハンドトップスピンのスマートテニスセンサーデータ
▼バックハンドトップスピンのスマートテニスセンサーデータ
【チャレンジドリル】本村剛一選手による「4点打ち」ここに注目!
[ここがすごい! 注目ポイント1]
スイング速度よりもボール速度が速くパワーの伝わっているバックハンド
バックハンドはボール速度がスイング速度よりも速く出ています。バックハンドの動画をもう一度チェックしてみてください。しっかりと体を回転させてスイングのパワーをボールに乗せていることがわかりますね。
[ここがすごい! 注目ポイント2]
ロブのスピン量がスマートテニスセンサー計測最高レベルの+10!
フォアハンドはバックハンドよりもスピンを掛けている分、ボール速度はスイング速度よりも遅くなっていますが、注目すべきは3球目のロブのスピンがなんと+10!
後ろに下がりながらも、しっかりと足を踏ん張ることによりスピンがかかっています。
参考データとして、この日一緒に練習した高校生ジュニア女子選手の「4点打ち」データも見てみましょう。
4点打ちドリルを2回連続して行ったデータです。ロブの時に特に強くかけたいはず3球目と7球目のスピン量が他のショットと同程度にとどまっています。
下がって打った時に、体が流れてしまってスピンがかかっていない状態になっているということがデータからも読み取れます。
本村剛一選手のチャレンジドリル「4点打ち」いかがでしたか。
スマートテニスセンサーを活用し、ショットが意図通り打てているかを映像とデータで確認しながら練習することで、実戦で活かせるショットを身に付けましょう。
本村剛一選手ありがとうございました!
みなさん次回のプロ選手からのチャレンジドリルもお楽しみに!
※取材協力:YONEX株式会社
スマートテニスセンサーのデータでプロのドリルに挑戦!「チャレンジドリル」 大好評公開中!
チャレンジドリル01 西岡良仁選手「クロスに沈めるパッシングショット」
【チャレンジドリル01】西岡良仁選手による「クロスに沈めるパッシングショット」| スマートテニスセンサーのデータでプロのドリルに挑戦!
チャレンジドリル02 瀬間友里加選手による「スペインドリル」
【チャレンジドリル02】瀬間友里加選手による「スペインドリル」| スマートテニスセンサーのデータでプロのドリルに挑戦!
チャレンジドリル03 本村剛一選手による「4点打ち」
【チャレンジドリル03】本村剛一選手による「4点打ち」| スマートテニスセンサーのデータでプロのドリルに挑戦!
スマートテニスセンサーを使ったスペシャルドリル [01]フォアハンドトップスピン 大好評公開中!
まずは自分の状態をチェックする準備編から
【フォアハンドトップスピン準備編】まずはスマートテニスセンサーで自分の状態をチェックしよう
次は効率良いフォームを習得!
【フォアハンドトップスピン解説編】効率良いフォームを手に入れる!
[ドリル タイプ1:腕だけでテイクバックしてしまう!]
【フォアハンドトップスピン上達実践編1】腕だけでテイクバックしてしまう!~準備でひねりが生まれていない~
ドリルタイプ2:スムーズなスイングができない!]
【フォアハンドトップスピン上達実践編2】スムーズなスイングができない!~振り抜けない~
[ドリル タイプ3:ボールが来るとリズムが崩れてしまう!]
【フォアハンドトップスピン上達実践編3】ボールが来るとリズムが崩れてしまう!
[ドリル タイプ4:ボールに力がうまく伝わらない!]
【フォアハンドトップスピン上達実践編4】ボールに力がうまく伝わらない!
スマートテニスセンサーを使ったスペシャルドリル [02] 両手バックトップスピン 大好評公開中!
まずは自分の状態をチェックする準備編から
【両手バックハンドトップスピン準備編】まずはスマートテニスセンサーで自分の状態をチェックしよう
次は効率良いフォームを習得!
【両手バックハンドトップスピン解説編】スムーズな両腕の動きを手に入れる!
[ドリル タイプ1:両腕の使い方、クロスオーバーターンがよくわからない!]
【両手バックハンドトップスピン上達実践編1】両腕の使い方、クロスオーバーターンがよくわからない!
[ドリル タイプ2:「テイクバック、もっとひねって!」と言われるけど、うまくできない!]
【両手バックハンドトップスピン上達実践編2】「テイクバック、もっとひねって!」と言われるけど、うまくできない!
[ドリル タイプ3:窮屈なフォームでフォロースルーが十分に取れない!]
【両手バックハンドトップスピン上達実践編3】窮屈なフォームでフォロースルーが十分に取れない!
[ドリル タイプ4:フォームは良いけど、パワーが出ない。。]
【両手バックハンドトップスピン上達実践編4】フォームは良いけど、パワーが出ない。。
スマートテニスセンサーを使ったスペシャルドリル [03] 片手バックハンドトップスピン 大好評公開中!
まずは自分の状態をチェックする準備編から
【片手バックハンドトップスピン準備編】まずはスマートテニスセンサーで自分の状態をチェックしよう
次は効率良いフォームを習得!
【片手バックハンドトップスピン解説編】かっこいいフォームを手に入れる!
[ドリル タイプ1:前に傾いてボールを当てに行ってしまう!]
【片手バックハンドトップスピン上達実践編1】前に傾いてボールを当てに行ってしまう!
[ドリル タイプ2:手打ちで力強いボールが打てない!]
【片手バックハンドトップスピン上達実践編2】手打ちで力強いボールが打てない!
[ドリル タイプ3:スピードボールが来ると体重が後ろに残って打ってしまう!]
【片手バックハンドトップスピン上達実践編3】速いボールが来ると体重が後ろに残って打ってしまう!
[ドリル タイプ4:打ちに行くときに体が開いてしまう!]
【片手バックハンドトップスピン上達実践編4】打ちに行くときに体が開いてしまう
スマートテニスセンサーを使ったスペシャルドリル [04]サーブ 大好評大好評公開中!
まずは自分の状態をチェックする準備編から
【サーブ準備編】スマートテニスセンサーを使って「サーブの基礎」をマスターしよう!
次は美しいサーブのフォームを習得!
【サーブ解説編】流れるような美しいサーブのフォームを手に入れよう!
[ドリル タイプ1:トスアップとテイクバックのリズムがおかしい!]
[ドリル タイプ2:身体が真上に向かって伸び上がる前に上体を倒して打ちにいってしまう!]
【サーブ上達実践編2】トロフィーポジションからインパクトへ向かって振り出しのタイミングを身につけよう!
[ドリル タイプ3:正しい肩の使い方ができていない]
【サーブ上達実践編3】サーブの「正しい肩の使い方」をマスターしよう!
[ドリル タイプ4:トスアップが安定せず、トロフィーポジションまでに崩れてしまう!]
【サーブ上達実践編4】スムーズなトスアップとテイクバックのタイミングをつかもう!
[ドリル タイプ5:レッグドライブが弱く打点が低くくなってしまう!]
【サーブ上達実践編5】高い打点から打ち下ろすパワーのあるサーブを手に入れよう!
[ドリル タイプ6:スタンスが正しくないためにボールに力を伝わらない!]